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HN:
志田 白淡
年齢:
70
HP:
蟹江中央整体院&体・きれい工房
性別:
男性
誕生日:
1954/02/22
職業:
カイロプラクティック師
趣味:
拈華微笑
自己紹介:
江戸時代後期の福島に私の先祖に志田白淡翁という民族学者がおられました。その著書の殆どは歴史書です。福島県の民族歴史学にとって大変貴重な文書だと聞いています。そのご先祖様の功績に恥じないようなブログを書いていきたい。自らを戒めるために彼の名を借ります。
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【 2024/05/07 10:05 】
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嬉しい生還
ホジキン病のM君の嬉しい生還
M君は昨年4月に来院された24才の男性です。
腰痛が酷く、病院のMRIの結果腰椎ヘルニアと診断されていました。
なかなか思うように治療が進まず、当院を訪れられた方です。
来院から何回か施術をしましたが、一向に良くなりません。
普通どんな腰痛でも施術したときには少しは改善されるのですが、彼の場合は治療前と治療後の痛みの差がないのです。
多少急性期にはありがちなので、1週間の余裕を持って対応を考えていました。
1週間どころか2週間経っても腰の痛さは変わりませんでした。
会社の上司からは大阪にゴッドハンドの整体士がいるのでそこに行ってみようと誘われる始末でした。
しかし私はこれはヘルニアの痛みだけではなさそうだと感じていました。
そこで彼に「もう一度確かな検査を受けてください。私どものヘルニアの施術でこんなにも良くならないのには幾つか理由が考えられます。MRIの診断ですから、ヘルニアもあるのでしょうが、それ以外に何か理由がありそうです。」
私としては過去の記憶が甦りました。
その時の感じと一緒なのです。
その時は50歳代の男性で腰痛が酷くて来院されましたが、1度施術してみて、これは単なる腰痛ではないと感じ、「一度医者へ行って精密検査を受けてください」と話したことがあったのです。
しばらくして再度来院されました折、「医者には行きましたか?」と尋ねたところ、まだだという返事でした。
更に私は執拗に病院へ行くように勧めました。
その後なんの音沙汰もなく、1ヶ月ほど過ぎました。
その彼の知り合いが訪れ、次のような話をしてくれました。
「Xさんはあれから来ましたか?」
「いいえ」
「でしょう。実は彼、もう亡くなりました。ここへ来てから後、あまりの痛さに、とうとう病院へ行ったようなのです。そこで検査し、開腹したところ癌が蔓延しており手の施しようがなかったのです。そのまま息を引き取ったということです」
この記憶があるためM君には癌の話はしませんでしたが、精密検査を依頼したのです。
それから1ヶ月ほどして彼から電話が来ました。
「いま郷里へ帰っています。あの頃は大変お世話になりました。実はあれから別の病院へ行き、再度検査をしました。検査結果はやはりヘルニアということでした。うーんと思いながらも、やはりヘルニアなのかと思っていました。
ところが、その夜のことです。その先生から携帯に電話が入り、もう一度精密検査をしたいので来院してくれ、と言うことでした。
それでもう一度精密検査をしていただいたところ、白血病の中のホジキン病であるとわかりました。背骨に転移していて第4ステージに入ってるとのことでした。そのため背骨が圧迫骨折し、痛いんだと言うことが判明しました。
これからは郷里の病院で闘病します。」ということでした。
複雑な心境でした。
ホジキン病は血液の癌の一種です。抗癌剤の治療効果が抜群です。若い男性に多く、生還率の高い疾患であると分かり、ひとまずは安心していました。
しかし彼からの報告では抗癌剤の副作用は凄まじく、髪が抜けたり、吐き気が酷く、苦しかったようです。
その彼に2回ほど手紙を送り励ましました。
ついでに生命源という野草酵素をお届けしました。
血液の浄化に役立つという思いでした。
その後しばらく音沙汰はありませんでしたが、本当に本日(2010年1月8日)いきなり電話があり、驚きました。
そして来院してくれたのです。
その彼は生気を取り戻し、すっかり腰の痛みもなくなり、元気にしていました。
「腰痛の本当の原因が判り、ある意味嬉しかったです。でも癌だと知っての驚きはもっと大変でした。しかし病院の先生の話では癌の中でも治癒率の高い病気だから安心して闘いましょうとのことでした。」
そういって彼は生還したことを報告してくれました。
本当に良かったねMさん。
私どもに課せられた責務の一つに鑑別診断があります。
その痛みの原因は何か?
もし、整体院や接骨院に通っていてもあまり芳しくないときには、他の病気を疑うことも必要です。
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【 2010/01/08 19:41 】
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