潜在意識に話を戻して書いていきます。
決して宗教を推し進めているわけではありません。
ご自分が望むのなら望みの宗教を学んでください。
ここではどの宗教が良くて、どの宗教が悪いなどとはいいません。
全ての宗教の教えは一つに収まるからです。
万教帰一、これが私のモットーです。
神とは人間の外にばかりあるのではなく、内なる心にもあります。
むしろ内なる神の意識がすなわち良心であり、ひらめきであり、外なる神とのパイプとなるのです。
潜在意識が全ての人間と繋がっていると言う現代心理学の発見を是とするなら、内なる良心と外なる神との連繋は自明の理ということになります。
神の世界とはどんなものなのでしょう。
この世界が曖昧だと神の概念が怪しくなります。
神は神社にいて祈れば救ってくれるものなのでしょうか。
もし救ってくれなかったら神は存在しないのでしょうか。
こんな単純な疑問から神との一体感を実感できる修行法までの高度な疑問まであります。
ここではそれらの疑問を解くことより、どうしたら神の救い(病気が消滅する)を受けることができるのかに絞って書きましょう。
波長の原理
かつて私の尊敬する宮司さんが「この世は波長の原理です」と教えてくださいました。
「類は友を呼ぶ」の意味です。
趣味が同じ人が集まる、などはその典型です。
学校で席替えができていないとき、たまたま隣に座ったのではなく、その位置をお互いに探してその場所にいたのです。
考えてみてください、教室の中のどの席にあなたはいましたか。
真ん中ですか、左ですか、右ですか、前ですか後ろですか。
席を早めに見つけましたか、後から探しましたか、窓側ですか、廊下側ですか、出入り口に近いですか、逆ですか、これらは偶然ではなく、自分の潜在意識に埋め込まれた法則によりあなたは自分の席を見つけていたのです。
いつも同じような場所取りをしていませんか。
そしてそこであなたは自分と似ている行動の相手を見つけるのです。なんとなく話しやすくありませんか、性格も似ているような気がしませんか、何となく気があいそうとは思いませんか。
ちなみにあなたと対角線におられる人とは話しにくそうな感じはありませんか。
相手もそう思っているかもしれませんね。
これが波長の原理の簡単な実証です。
あなたの恋人や妻(夫)もそうです。
なんとなく馬が合うというか、一緒にいて気疲れしない方では無かったですか。
自然に自分をアピールできていませんでしたか。
気を使い、デートが辛いときは無かったですか。
もし気疲れする恋人でしたら結ばれなかったかもしれませんね。
このように自分では考えなくとも自然に波長の原理で人間は出会いと別れを繰り返しているのです。
ということは人間関係だけでなく、病気も病気の波長を出しているからそれに応じて病気になるともいえます。
ただ気づいていないだけです。
潜在意識の中で充分説明したとおりです。
ということは病気を消滅させる波長もあるはずですね。
この波長は神から出ています。
それを受け取りさえすれば良いのです。
つづく
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