杉園先生から第3弾のメールが届きました。
「志田先生。
こんにちは、SRCの杉園信一です。
************************************
本日のこのメール、2月6日にSRC会員の先生方にお送りしている「SRC会員虎の巻」で配信されたものを少しアレンジしたものです。
先日の「虎の巻詳細」を希望された、もしくは、虎の巻のご感想をいただいた 志田先生にだけ、感謝の想いとして何らかのお役に立てれば…と想い、お送りしています。
************************************
先日の虎の巻、数人の先生方からご感想・ご質問をいただいています。
何かピン!とくるものがあったみたいです。
志田先生はどうでしょうか?
治療院経営のヒントとなるものはありました?
志田先生にとって、何か氣づきがあれば嬉しいです。
**************************************
毎日、毎日を最高の状態で過ごす。
最高の思考と行動の選択ができるようにする。
その為に、絶対に氣を抜かない。
すべきことをやり遂げる。
ということが大切なのです。
**************************************
大きな影響を受けている先生に共通していること。
ほとんど影響を受けていない先生に共通していること。
どちらも意識の違いが患者数に影響しています。
**************************************
いただいたご感想・ご質問のいくつかは、これらついてのものでした。
今日はより掘り下げていきたいと想います。
先生方のなかには、様々な先生がおられます。
「開業以来、様々なことはあるけれども、順調にきています!」
「開業し、一時期はよかったのですが…4~5年前を境に患者数が減ってきています。」
「開業して数年なのですが、なかなか想うようにいきません…。」
様々です。
ある会員の先生です。(A先生とさせていただきますね)
同じ治療院で修行して、同じ頃に開業したご友人がおられるとのこと。
順調に一日100人を3年目で実現。
4年目も維持。
ここまでは、同じような感じだったのですが、
5年目に会員のA先生の治療院の患者数が少しですが減りだしたのです。
近隣にライバル院の開業がありました。
影響を受けたそうです。
で、ご友人の治療院はというと、
一日100人を維持しているとのこと。
近くにライバル院ができていないのかと想いきや、実は2年目、3年目とライバル院が開業していたというのです。
A先生、全く知らなかったそうで、友人に忠告しようと想い現状を報告したとき初めて聞いたのです。
そして、「知らなかった。そんな大事なことなんで言わなかった?」と聞いたところ、こうお答えになったそうです。
「別に報告することじゃないじゃん。増えてくることは分かっていることだし。」と、平然と言ったそうなのです。
私のところも3~4年ほど前から、開業ラッシュとなっています。
見えるところに開業が分かった時は、スタッフが慌てて報告に来ました。
「○○の向かいのビルに整骨院ができています!ブルブルマシーンのチラシを配っていますよ!!」
かなり真剣でした(苦笑)。
これは「うち、やばい…。」と想ったようです。
「受付、何時から何時までや?」
そんなことより…という顔をしていたことをよく覚えています。
当院よりも遅くまで受付しているので、何人か紹介しています。
近隣にライバル院ができるだろうことは、分かっていたことであるはずです。
私も当然、そう想っていましたし、まだ増えてくると想います。
当院、影響らしい影響は受けていないと想います。
いや、一つあります。
自賠責の患者数が半数以下になりました。
そう言えば、かなり大きい影響を受けていますね(苦笑)。
患者数や売り上げには、影響はないです。
それどころか、自費への移行をし易くなっています。
保険治療は他院が充分にしてくれているので、安心し、自費治療へと移行していこうと想っています。
先ほどのA先生とご友人の先生。
同じところで学び、同じ時期に開業し、同じような成果を挙げていたのですが、現状は大きな違いとなっています。
A先生、患者数が減ってきたのはライバル院が増えてきたからとのこと。
しかし、ご友人の先生は同じように(それ以上に)ライバル院ができているのに、患者数を維持している。
この違いは、一体、何なのでしょうか?
A先生の抱いていた理想・目標。
友人の先生が抱いていた理想・目標。
ここに大きな違いがあるのです。
A先生の理想・目標
:一日100人を3年以内に実現。
:今までと同じ治療でより多くの患者さんに喜んでもらう。
ご友人の先生の理想・目標
:一日100人を維持することができる治療院を3年で実現。
:今までと同じ治療で多くの患者さんに喜んでもらう。
どうでしょう。
文章でだけ見ると、少しの違いのような氣もしますが、現れてくる結果は全く違ったものとなりますよね。
A先生の場合、
とにかく、一日100人を実現することが目標だったのです。
それを順調に実現しました。
実現してしまうと、どうすれば減らさずにすむのか。
いつ、周りにライバル院ができるのだろう…ということばかり考えていたそうです。
そして、それが現実のものに…。
ご友人の先生の場合、
どんなことがあっても一日100人を維持することを目標としていたのです。
今後、ライバル院はできてくるだろう。
どれだけのライバル院ができても、影響されない治療院づくりをしたい、と考えていたそうです。
そして、試行錯誤しながらも一日100人を実現し続けています。
本来は同じ想いであるはずですよね。
A先生は友人の先生と同じような一日100人の治療院経営を実現させたいはずなのです。
しかし、理想や目標の設定が少し違うだけでこんなにも大きな違いとなるのです。
理想や目標を設定する{心理・マインド}が違うということなのです。
心理・マインドがどのようにセットされているかで、結果は違ってくるのです。
こういう心理・マインドが形となるとあまりに大きい違いとなるのです。
心理・マインドをPCにプログラミングされているものとし、プリントアウトして出てきたものが結果なのです。
プログラムされているものが全く違うものであれば
いくら成功するマーケティングを打ち込んでみても、目標設定したものを打ち込んだとしても、全く違うものが結果としてプリントアウトされるのです。
マインドがそのまま形となって現れているのです!
ですから、マインドをどのようにプログラミングするかが、もの凄く大切なことなのです。
そのうえで、本当に心から望む理想を明確にしたうえでの目標設定が必要なのです。
どういう理想を持っているのか。
どういう目標を設定するのか。
その目標の理由は?
とても大切です。
ここで、志田先生に質問があります。
志田先生は、
何故、患者数を増やしたいのでしょうか?
何故、治療院を繁盛させたいのですか?
何故、地域一番院としたいのですか?
1)貧乏や閉院するのがいやだから、という恐怖の感情から逃れるため。
2)安定した生活をおくりたい、という安心という感情を獲得するため。
3)その他( )
どれが答えか選択してみてください。
よろしくです^^
続きは明日に配信します。
SRC杉園信一
追伸
ぜひ、 志田 先生もお答えのメールください。
楽しみにしていますね^^
以下は私のメールです。
杉園先生
毎日100人の患者さんを獲得することが出来るように
頑張った方は、次に減らないように心配したのでしょうね。
近隣にライバル店ができはしないか、不況はこないかとか。
この心配がこころの傾向を作り、心理学で云う潜在意識に
恐怖を作ることになります。
人間の行動の大半は心が決定しています。
意識するしないに関わらず、潜在意識に埋め込んだ情報に
よりこころが作られ、この心が現象を引き出します。
杉園先生が言うように心に何を握っているかによって、現れる
結果が違います。
潜在意識に埋め込まなければならないのは、常に明るい未来と
100人の患者が常態化している自分の店です。
「ライバル店が出来ると、当院の患者さんが減る」などと心配
していると、本当に減ります。
自分は何のために治療院を続けているのか、
「多くの患者さんの健康と幸せを願って施術している」と、
そう思っている方に不景気もライバル店の出店もあまり関係な
いでしょう。
仏教の教えに「唯心所現」という言葉があります。
心に思ったことが実現していくのであって、自分の不幸が決して
他人のせいではない。
こころに不幸を思い描くな、と言うことです。
対象となる人は違いますが、私は患者さんのために文書を書きました。
そのタイトルは「心が病気を治す」ですが、治療院の先生方には
「心が繁盛点をつくる」と読み替えていただければと思います。
ちなみに無料ダウンロードできるようにしてありますので、興味がござ
いましたらダウンロードしてみてください。
先生ますますのご発展をお祈りいたしております。
志田