潜在意識のプラス転換「行」
普通は転換法と書きたいのですが、あえて「行」と致しました。
簡単なやり方ですが、方法というより行といったほうがフィットしそうだからです。
では、潜在意識へのプラスの情報のインプットが病気や不幸を呼び込みやすい心を、健康や幸福を呼びやすい心に変える方法を述べていきましょう。
感謝の心が病気を癒すというのは何とか理解できた、ではどのように感謝すればよいのかという方法について4つ述べます。
その1
天地すべてのものに感謝せよとは「ありがとう」と心から伝えることです。
朝起きたら心の中でも結構ですから「お父さんありがとう、お母さんありがとう、子供たちありがとう」と唱えます。
勿論はっきり言葉に出していえれば最高です。
個別でなくとも「ありがとうございます」を連発してみても良いと思います。一日1万回唱える行をされた方もございます。
心理学でもストレスとは不安や怒りなどのマイナスの感情であると表現され、解消するには感謝が一番です、と明言されています。
感謝の心は「ありがとう」です。
その2
自然治癒力を増加するためには絶えず潜在意識にプラスのイメージをインプットしていくのが大事ですから、病気を気にせず、「この病気は自分の心の悪いところを直すために現れたのであるから、かえって感謝しましょう。
また顕れたものは必ず消える。」と思い、「私は神の子無限力、病気はない。必ず良くなる。」と唱えましょう。
潜在意識に病気はないというイメージをインプットできれば病気が自壊していきます。元々病気は無いのですから当たり前のことです。
心が創ったものですから、心が変われば病気も消滅します。
その3
「脳内革命」で有名になりました笑顔の表情筋は脳に癒しのインパルスを送ります。
可笑しくなくても笑いましょう。
笑いの刺激は脳に脳内エンドルフィンという病気を治療するホルモンを沢山作ってくれます。
病院のなかではテレビの漫才を患者に見せることで治療成績を上げているところもあります。
また笑いは喜びの感情と繋がっていますから、幸福感に包まれます。
ただ、漫才によっては他人を侮蔑した笑いもありますから、ただ笑えば良いと言うのでもありません。
最近の笑いの中には他人を誹謗中傷した笑いもあって、素直にお勧めできるものばかりではありません。
ですからただ笑いましょう。
このただ、というところが肝腎です。
笑いにも苦笑いや侮蔑の笑い、高慢な笑い、卑下した笑い、などは潜在意識にとってマイナスになる場合もあります。
それで何でも笑えば良いというのではなく、天衣無縫に笑いましょうということです。
笑いのコンテストがあって、ただただ、笑いを訓練するのです。
邪念のなくなった笑いが一番なのです。
大声をあげて可笑しくも無いのに笑いましょう。あっははははー!と。
この笑いは副交感神経を刺激してリラックス効果を増加します。
勿論病気の元である心の軋轢やストレスも笑いが消滅させてくれます。
その4
もう一つ追加するとすれば「利他行」を推奨します。
癌など難病を患う殆どの方の性格的特長は
人と比較する(自分はライバルより優れているか、劣っているかなど)
頑張る(他人に負けまいと一生懸命頑張る)
の2点に絞られます。
いままで見てきた病気の原因は自分に損が無いようにというエゴイズムが中心です。
この「自分が、自分が」という視点を180度変えてみませんか。
すなわち他人のために何かをなすということです。
祈りとは我欲の達成の為にはあまり効果はありません。
さきほどから述べているように神の波長に合わないからです。
神の波長にあわせるために是非行って欲しいのは他人の幸福を祈ることです。
目の前にあなたと同病の方がおられたら、互いに相手の病気回復を願って祈りあいましょう。
自己を忘れて他人のために祈ることは神が人間を愛している波長と同調します。
感謝と利他行が病気を治す最善、最短の道なのです。
あなたが子供の頃両親はあなたの病気回復のため必死になって看病したはずです。
重病であればあるほど神に仏に先祖に祈ったに違いありません。
この気持ちをあなたももっと他人に向けて発信しましょう。
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