6月に癌の患者学研究所主催ウエラーザンウエル学会シンポジウムが開催されました。
私は1学会員として参加しました。
1ヶ月もたってからこの記事を書く気持ちになりましたのは、感動の賞味期限が切れてから尚且つ残っている感動を書きたかったからです。
でないと、自分の中で消化できていないものまで、表現してしまいそうだったからです。
生で川竹代表を始め、寺山先生、昇先生、またサイン入りの著書を販売してくださった船瀬先生などにお会いできて嬉しかったです。
癌の患者学研究所の本音やこれからの道を伺う事が出来よかったと思っています。
現代医学の癌に対する考え方はすでに間違っています。
その道を脱却できずにいるジレンマをより強く感じているのは心ある医師であり、医療関係者である。
と同時にもっとも右往左往させられるのは患者自身であるのも事実です。
現代医療における癌の3大療法・すなわち手術(切る)放射線(焼く)抗癌剤(叩く)では行き詰っており、一生抗癌剤を使用してください、などという治療法を提示しているのが現代医療の現実なのです。
つまりもう治らないから一生抗癌剤を手放すな、ということなのです。
こんな中で1つの光明を見出せたのはこの癌の患者学研究所や自然退縮を実行している団体があるということです。
あるアンケートが発表されました。
医師271人に聞きました『あなた、もしくはあなたの家族が癌になったら抗癌剤を使用しますか?』
この返答になんと270人もの医師はNOと答えられたのです。
しかも『絶対拒否』という返答でした。
これは何を物語っているのでしょう。
医師は目前で抗癌剤の犠牲になっていく患者を毎日のように見ていて、もう抗癌剤では助からない、という思いを強くしているからに他ならないのです。
では民間療法なら良いのでしょうか?
そこに川竹代表たちが研究し、行動し、結果を出してきた3大療法があるのです。
その事実の表明が今回のシンポジウムであったのです。
曰く「医師が患者から学ぶ癌の治療法」
演壇に立たれた「治ったさん(癌の患者学研究所では癌を自然退縮で治し、且つ癌になる以前より素晴らしい人生を歩んでいる元癌患者さんをこう呼びます)」たちはそれぞれ色々な方法で末期癌から生還した方々ばかりでした。
共通しているのは以下の3つだということに興味を持ちました。
1、金がない・・・・・・・・・・・・・・・・金が無ければ高額な癌医療は受けにくい
2、医師に知り合いがいない・・・知り合いがいるとどうしても現代医療に頼ってしまう
3、末期癌と宣告されている・・・腹をっくくった 自然療法にかけることができた
この発表を聞いたとき禅宗の「大死一番絶後に甦る」を思い出していました。
「死んで来い」死んで初めて自己の面目が開発される、という禅語の意味を、自然退縮の体験された方々の面目躍如たる姿に大いに感動したものです。
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